痛みの原因
あらゆる足の症状では①足の崩れ、②足の関節が原因であることが多いです。
かかとや足裏の痛みは①、②に加えて③母趾外転筋、④踵骨下脂肪体などが原因として挙げられます。それぞれわかりやすく説明します。
①足の崩れが原因のケース
足に症状のある方の約8割がかかとが内側に崩れている:過回内です。
過回内では着地した際の衝撃吸収機能が失われ、足へのストレスが大きくなります。
実はこの過回内が後述する他の原因の引き金となっていることが多く、真の根本原因といっても過言ではありません。
②足の関節が原因のケース
足部には7つの足根骨があり、隣接する骨同士で関節をつくります。
この関節の動きが障害されると、あらゆる足の痛みが出現します。
臨床で多い症状として、足底腱膜やアキレス腱の痛みです。
ベースとなる関節の動きが障害されると、周囲の筋肉は硬く突っ張った状態となります。
足底腱膜は広範囲に付着し、かかとから土踏まず、足先まで痛みを及ぼします。
③母趾外転筋が原因のケース
かかと・足の内側の痛みは、この母趾外転筋の突っ張りが原因であることが多いです。
なお、このケースでは扁平足や外反母趾になっていることが多いです。
かかとの内側への崩れ➡扁平足➡外反母趾という流れで足が変形する結果、母趾外転筋が突っ張ります。
④踵骨下脂肪体が原因のケース
踵骨下脂肪体はクッションの役割をしており、かかとに加わる衝撃を吸収する機能があり、これがうまく機能しなければ歩行時に痛みが生じます。
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